こんにちは。遠藤(@C_aptainTokyo)です。
今回は日本から気軽に行ける海外の世界遺産をご紹介します。
世界遺産は一生のうちで少しでも多くの場所を訪れてみたいですよね。
しかし海外旅行に何度も行くのは簡単ではないです。
そこで日本からのアクセスが良好な海外の世界遺産を厳選して5つご紹介します!
目次
日本から気軽に行ける海外の世界遺産
韓国(ソウル)・昌徳宮(チャンドックン)
まずは日本から気軽に行ける海外旅行先といえば韓国でしょう。
その中でも最もアクセスが良いソウルから昌徳宮(チャンドックン)です。
ソウルに5つある古宮のひとつで、1997年に世界文化遺産に登録されました。
観光で有名な景福宮に対する離宮(皇居や王宮とは別に設けられた宮殿)として造られました。
まず最初の見どころは正門で、韓国最古の門と呼ばれています。内部には13の木造建築が現存しており、韓国の宮殿のうちでは最も当時の面影を残していると言われています。
海外の世界遺産の中では最も行きやすい場所のひとつかなと思います。ぜひ足を運んでみてください!
韓国(ソウル)・宗廟(チョンミョ)
ソウルからもう1箇所。朝鮮王朝と大韓帝国の皇室を祭った霊廟の宗廟です。
李成桂が1395年に完成させましたが、1592年の豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に日本軍によって破壊され、1608年に再建されました。
1995年に世界文化遺産に登録されました。
多くの観光客が集まる場所ですが、年に一度の宗廟大祭の際には韓国国内外から特に多くの観光客が集まります。
宗廟大祭は韓国最大の伝統行事で、参列者は数百人にのぼるとか。
韓国旅行の際には、昌徳宮と合わせて訪れたいですね!
中国(北京)・万里の長城
次にご紹介するのは、中国の城壁跡である万里の長城です。
その圧倒的な長さと巨大さから、世界七不思議とも呼ばれています。その長さはなんと6000kmを超えます。
創設は紀元前まで遡ります。秦の始皇帝によって建設されました。その後、修築と移転が繰り返され、現在の様な立派なものになったと考えられています。
その圧倒的な存在感から、「宇宙から見える唯一の建造物」と呼ばれています。実際には幅が狭いため見えないとか。宇宙から見たことないのでわかりません(笑)
1987年に世界遺産に登録されました。登録箇所としては、登録箇所は八達嶺長城、山海関、嘉峪関の3か所です。
八達嶺長城は観光地としてアクセスが良いので、ここを目指しましょう。世界中から観光客が押し寄せる場所です。
観光地としては様々な問題を抱えており、特にメンテナンスの大変さや、貴重な材質を盗んで販売するなどの問題を抱えています。
中国には「長城にいかないと男じゃない」という言葉もあります。みなさんもぜひ足を運んでください!
マカオ歴史地区
中国の特別行政区であるマカオでも、世界遺産を訪れることができます。
登録名称は「マカオ歴史地区」で、マカオにある20以上の広場や建築が登録されています。
登録は2005年。主要な登録先は下記です。
聖ポール天主堂跡はマカオのシンボル。多くの観光客でにぎわう場所です。
セナド広場は「噴水地」と呼ばれる場所で、地元の方々に愛されています。
マカオといえばカジノで有名ですが、観光地としてこの歴史地区を訪れてみてください。
シンガポール・シンガポール植物園
最後にご紹介するのは、シンガポール唯一の世界遺産であるシンガポール植物園です。
2015年7月に登録された新しい世界遺産ですね。
東京ドーム13個分の広さを誇る広大な植物園で、敷地は細長い形をしています。
植物園最大の見どころは「国立洋ラン園(ナショナル・オーキッド・ガーデン)」です。
国立洋ラン園は、約2000種の交配種の洋ランが3ヘクタールの丘に集められているエリアです。
シンガポール植物園には他に、進化園・生姜園・植物センターなどの植物エリアや3つの湖から構成されています。
100年以上の歴史があり、最初は実験植物園として果物や野菜などを栽培し、経済的な観点から実験を行っていました。それから一度閉鎖された後、シンガポール植物園として再開しています。
シンガポールは小さな国で観光の見どころが集まっているので、シンガポール植物園をぜひ旅行プランに組み込んでください!
いかがでしたでしょうか。
今回は日本からのアクセスが良い世界遺産を厳選して5つご紹介しました。
ちなみにですが、日本からのアクセスが良いことで知られる台湾は、2018年11月1日現在、世界遺産に登録はありません。
これは国際連盟に未加入であるためです。国際問題は複雑ですね。