こんにちは。遠藤(@C_aptainTokyo)です。
今回はイタリア・ベネチアの観光地のおすすめスポットをランキング形式でご紹介します。
イタリア・ベネチアといえば世界遺産の水の都として有名です。その美しい景色から街を歩くだけで楽しめますし、そこまで広い街ではないので数日の滞在で行きたいところは行けてしまうかもしれません。
今回はイタリア・ベネチアを訪れた際には絶対に訪れたいスポットをランキング形式でご紹介します!
目次
イタリア・ベネチアおすすめの観光地ランキング第5位
溜息の橋
16世紀半ば、ドゥカーレ宮殿の2階に通じる場所に作られた橋が作られました。それが溜息の橋です。
なぜそのようなネーミングなのかというと、橋が通じた先には牢獄があるのです。
元々牢獄はドゥカーレ宮殿の1階にありましたが、増え続ける囚人を収容しきれなくなり、新牢獄がドゥカーレ宮殿から川を挟んで作られました。
外観は美しい大理石で作られていますが、内部は質素な木造造り。ドゥカーレ宮殿で有罪の判決を受けると、この橋を通って牢獄へ向かいます。
この橋から囚人が外を見渡し、この世に別れを告げて溜息をつくことから溜息の橋と呼ばれています。
溜息の橋は写真映えするのでぜひ写真に収めたいところ。囚人が通るとは思えないような美しい造りですよ!
イタリア・ベネチアおすすめの観光地ランキング第4位
コンタリーニ・デル・ボーヴォロ階段
ボーヴォロはベネチアの方言でかたつむり。その見た目は確かにかたつむりのようですね。
哲学者の一族として知られるコンタリーニ家のために建てられた宮殿の外階段です。ルネッサンス様式とゴシック様式が混ざり合った印象的な建築です。場所がわかりにくいので注意してください。かなり狭い場所に入ります。
イタリア・ベネチアおすすめの観光地ランキング第3位
アカデミア橋とアカデミア美術館
大運河にかかる橋で唯一の木造の橋がアカデミア橋です。アカデミア橋からは大運河を走るゴンドラなどベネチアらしい美しい景色を見ることができます。
アカデミア美術館はアカデミア橋からすぐの場所にある、14世紀から18世紀のベネチア派絵画の集大成といえる美術館です。ベネチアをテーマにした作品が多いです。
大きくて古い建物は、かつては教会や修道院として利用されていました。
イタリア・ベネチアおすすめの観光地ランキング第2位
サンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ教会
ベネチアの中央部に位置し、サン・マルコ寺院に次ぐ高さの70mの鐘楼をほこるのがサンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ教会です。
フランチェスコ派の修道士によって1340年に始められ、約1世紀かけて完成させられた建物でゴシック様式を代表する教会建築です。
内部は3つの身廊に分かれ、様々な作品が飾られています。数多くの重要な美術品がありますが、特に重要なのは「聖母被昇天」です。ティツィアーノの代表作で、動きのあるドラマティックな作品です。これは描かれた当時には斬新なものであったそうです。ティツィアーノのもうひとつの傑作「ペーザロ家の祭壇画」もあります。
拝観には3ユーロ必要です。ベネチア教会連盟『コールスCHORUS』に加入している教会であり、加入している15の教会共通の共通入場券が1年間有効で12ユーロで買えます。
イタリア・ベネチアおすすめの観光地ランキング第1位
サン・マルコ広場とサン・マルコ寺院
第1位は文句なしですね。サン・マルコ広場とサン・マルコ寺院です。
サン・マルコ寺院はベネチアの街のシンボル。828年にベネチア商人が運んできた聖人マルコの遺体をおくために9世紀に建てられました。
正面は大理石による2階建てで、中央の大きなアーチの上には聖マルコとそのシンボルである有翼の獅子像が飾られています。
内部はモザイク画が豪快に装飾されており、ゆっくり歩いて雰囲気を味わいたいところ。
入ってすぐの天井のモザイク画には旧約聖書の物語が描かれています。寺院の中は天井が注目ポイントであることは間違いないですが、床にも注目したいところ。大理石やメノウで華麗な模様が描かれています。
寺院の奥には宝物庫があります。1204年に十字軍がコンスタンティノープルから運ばれてきたガラス器やイコンなどの財宝が展示されています。
入場には服装チェックがあります。リュックなどの大きな荷物が不可である他、露出の多い格好も不可です。不可だからといって入場できないわけではないのでとりあえず入っていてください。場合によっては服をレンタルしたり荷物を預けることになります。
サン・マルコ広場からはサン・マルコ寺院の他にドゥカーレ宮殿、鐘楼、時計台などが見られます。また広場に面したカフェ・フローリアンは大人気。休憩がてら寄ってみてください。
いかがでしたでしょうか。
今回はベネチアのおすすめ観光スポットをランキング形式でご紹介しました。今回ご紹介した場所は1日で周り切れると思いますので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
ベネチア本土以外にも周辺の島であったり、他のいくつもの寺院など見どころはたくさんあります。それにベネチアは街の景色自体が観光地です。ぜひお気に入りの景色をみつけてみてください。
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