こんにちは。ゾゾのブラ(@C_aptainTokyo)です。
海外留学をしたい!でもお金とか色々不安。
行くなら事前にしっかりと調べてからいかないと。
お金はそんなにないけど大丈夫だろうか。
そう思う気持ちもわかります。
しかし私はそう思いながらも、勢いで日本を飛び出してしまいました。
目次
私の無計画・無鉄砲な海外留学談
そう考えた私は、新卒で2年間働いたホワイト企業を退社。
ワーキングホリデービザが取れてアメリカに近く、メジャーリーグの本拠地があるという理由でカナダのトロントに留学をしました。
準備期間は1ヶ月もなかったと思います。
やったこととしては、ワーキングホリデービザの申請くらい。
エージェントに頼ったり、住む場所を手配したりも特にしていません。
そして勢いそのままに、カナダへと飛び立ちました。
社宅に住んでいたため、退職と同時に帰る家はなくなりました。
荷物は2つのスーツケースと1つのバックパックに押し込み、その他すべて捨てました。
家具から布団、思い出の品々まですべて捨てて飛び立ちました。
そして到着したトロント・ピアソン空港。
初日は空港泊して次の日からホステルを1週間ほど借りての家探し。
スマホはありますが、使えるのはカフェなどの無料wifiのみ。
それでもなんとか住む家を確保することができました。
せっかく留学に行ったので、語学力も伸ばしたいと思っていました。
しかし語学学校については調べていないし、そもそも学校に通うお金はない。
そこで私は、オンライン英会話を活用していました。
語学力に関しては、いつか海外に住みたいと漠然と考えていたため、日本にいるときから準備していました。
思えば、準備していたのはお金と語学力だけですね。
それでも意外となんとかなるものです。
留学中は、アメリカやヨーロッパを旅しながら、日々自分で語学学習をしたり日本のクラウドソーシングサイトで小銭稼ぎをしながら生きていました。
海外留学は勢いで行っても大丈夫
時間が勿体ないです。
とにかく海外留学に行ってしまいましょう。
もちろん、事前に準備できることは事前にしっかりと下調べをして準備しておくことが大切です。
しかし、そうでなくても意外と生きていけるので、必要以上に身構えて心配する必要はないと思います。
しっかりとした目的がある場合は、それについては下調べを念入りにしておくことです。
語学力を伸ばしたいなら、語学学校の入学時期や評判、費用を調べたり。
様々な場所を訪れたいなら、ベストシーズンを選んだり行き方を調べたり国際免許を取ったりですね。
この場合であれば、とにかく行ってみましょう。
適当な理由をつけて自分を下手に納得させるよりは、実際に現地に行ってしまって、そこで何ができるのか、何をすれば良いのかを思考錯誤しながらでいいと思います。
勢いで海外留学に行くことをおすすめするわけではありませんが、勢いで行っても大丈夫です。
一度しかない人生なので、迷った末に行かないで後悔するよりは、行ってみる方が良いです。
海外留学はお金がなくても大丈夫
お金を理由に、海外留学に行くことを諦めてしまう人もいます。
もちろんある程度まとまったお金は必要ですが、工夫次第でそこまでお金は必要ではなくなります。
語学学校に入らない
海外留学で、一番お金が掛かるのは語学学校です。
語学学校に入学することが一番の目的であれば、どうしてもお金はかかってしまいますが、海外に住みたいというだけであれば、語学学校に通わなくても語学力はなんとかなります。
私の場合は、日本に住んでいるうちから独学で英語を学んでいました。
まず利用していたのは、オンライン英会話です。
その中でも利用していたのはDMM英会話で、毎日25分間英語で会話をする時間を作っていました。
また英語学習専用の電子辞書を買うなど、英語学習を継続して行っていました。
カナダでは、語学学校に通わずに、DMM英会話を継続して利用しました。
また、シェアハウスの友人と積極的にコミュニケーションを取ったり、イベントに参加して観たりとにかく自主的に英語を使用する場面を増やすことです。
ちなみにDMM英会話は、月額6,000円くらいです。
※2019年5月現在
電話はいらない
スマホを持っていきましたが、海外では結局契約しませんでした。
これは賛否両論あると思いますが、スマホはwifi完備の自宅かホテル・ホステル、外出先ではカフェでしか使用しませんでした。
海外に行くと、電話はしません。
電話する場面があるとすれば、日本の友達と話すくらいなので自宅のwifiでLINEで十分です。
毎月5,000円くらい?支払ってSIM契約をする必要はないかなと思います。
カナダではwifi環境がかなり良かったため、どこに行ってもフリーwifiがあり困ることは少なかったです。
家を借りる場合も、ほとんどの家がwifi完備で家賃に入っていました。
住む場所は慎重に選ぼう
家賃も、語学学校に並び出費が大きくかさみます。
しかしこちらの場合は、現地に知り合いでもいない限り、語学学校とは違い海外留学では避けては通れない出費になります。
住む場所は慎重に選びましょう。
都市部を離れれば家賃を抑えられます。
また都市部に住んでも、自転車などを活用すれば交通費を抑えることにもなります。
また住む場所を選ぶ基準として、ルームメイトやオーナーもよく見ておいてください。
ルームメイトが英語ペラペラでコミュニケーション能力が高ければ、その人と一緒にいるだけで語学力の向上になります。
そうなれば、オンライン英会話の費用さえ不要になるかもしれません。
自炊すること
海外留学をすると、意外と出費がかさむのは食費です。
食費は、自炊をすることで抑えましょう。
自炊をするポイントとしては、やはり家の環境ですね。
家を決める際には、キッチンの状況も良く見ておくと良いです。
場所によりますが、特にカナダなどの欧米は外食費が高いです。
日常生活の費用を抑えて、旅行や友人との食事などに費用を回しましょう。
日本の税金をストップしよう
これだけは忘れないでいたいのが、日本の税金です。
年金と健康保険は、ストップしておきましょう。
残念ながら、住民税は前年度分を支払うので基本的には止めることができないみたいです。
手続きは役所で簡単に行えます。
詳細については、専門家ではないので割愛させてください。
海外留学は目的がなくても大丈夫
このような方がいると思います。
私もそうでした。
すると、周りの方から嬉しくないアドバイスをもらうことになります。
このような意見を言われても、気にしなくても良いです。
目的もなく理由もなくても、行きたいなら行くだけです。
私の目的は、イチロー選手を観に行くことだけでした。
あとはなんとなく海外に住むことに憧れがあったから。
それだけの目的であっても、実際に行ってみてやりたいことを見つけたり新しい発見や出会いがあったり。
反対に日本の良さを見つけたり、困ることがあって自分の力でなんとか生き延びたり。
それらはすべて、実際に行動した結果でしか得られないものです。
特に海外留学の場合は、自分の力でしか解決できないことがたくさんでてくるため、人間としてかなり成長できると思います。
最低限これくらいは準備したこと
お金について
お金は絶対必要です。
海外留学でコストを下げる方法はお話ししましたが、それでも海外留学はお金がかかります。
どれだけ抑えてもこれらのお金は発生します。
その他にも交際費や、現地での交通費、旅行費など様々な出費がかかるでしょう。
また日本に帰ってきてからの引っ越し代や税金なども確保しておかないといけません。
どのくらい必要になるかは、行き先や目的によっても違いますし、現地で働くかどうかなどもあるので一概には言えません。
なので、自分が可能な限り貯金をしておきましょう。
貯金はたくさんあって困ることはありません。
そしてもう一つおすすめの準備としては、海外にいても日本の仕事をできるようにしておくことです。
具体的な内容としては、クラウドソーシングサイトなどがおすすめです。
私は、カナダに拠点を置いてアメリカやヨーロッパに滞在しながら、クラウドソーシングサイトでお金を稼いでいました。
海外で働くのも良いですが、いざというときに日本の仕事ができてお金を稼げるというのは安心です。
語学力について
まあ語学学校に大金を支払い、一番下のクラスで日本人と仲良くしながらじっくりゆっくり英語を学ぶならそれでも良いかもしれません。
しかしおすすめはしません。
まず語学学校に通う場合ですが、基礎ができている場合と基礎ができていない場合では通うクラスが変わります。
私は体験だけで、実際に通いはしませんでしたが、下のクラスになるとアジア系の人がほとんどで、環境的にせっかく海外にいるのに日本とほとんど変わらない環境になってしまいます。
ある程度英語ができれば、それなりのクラスに入れるため、アジア以外の友達もたくさんできるでしょうし、他のクラスよりも成長は早いはずです。
語学学校に通わない場合は、事前の自己学習は必須だと思います。
勢いで海外留学をしてもなんとでもなるとは言ったものの、それは最低限のコミュニケーション能力があることが条件です。
最低限の会話ができなければ、家も借りれません。
日本で英語になれるには、自分でその環境を作るしかありません。
繰り返しになりますが、独学でも学習はできます。
本(地球の歩き方)について
スマホ1台あれば問題ないですが、それでも充電切れなど万が一に備えて、本を一冊持っていきました。
地図や交通マップ、電車の乗り方など基礎的な内容が詳しく記述されているため助かりました。
日本の書籍が簡単に購入できる点、荷物がかさばらないという点で、Kindleがおすすめです!
その他の準備はたぶん一切していない
その他の準備ですが、たぶん一切していません。(ワーホリビザとかは必須)
荷物も着替えと大切な物しか持たずに残りは捨ててしまったし、住む場所も行ってから探したし、目的もイチローを観に行くことだけでした。
海外留学と言うと、一世一代の大勝負みたいに考える方も多いですが、実際はそんなこともありません。
ちょっと行ってこようかな!くらいで簡単に行けます。
まずはとにかく行くことです。
行きたくて迷っているけど決心がつかない。
お金が足りるか心配。
帰ってきてからの将来が見えない。
気持ちはわからなくもないですが、行ってみないとわからないこともたくさんあります。
別に行ってみて違ったら、すぐに帰ってくれば良いと思います。
私は帰る時期は決めずに、フラっと行ってフラっと帰りました。
帰った理由としては・・・
みたいな感じでした。
むしろ大きな目的がない分、自由に動けて良かったかもしれません。
いかがでしたでしょうか。
今回は、海外留学は勢いで行っても大丈夫というお話でした。