こんにちは。遠藤(@C_aptainTokyo)です。
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これは本心ではありますが、とはいえ東大に入るのなんて簡単ではないですよね。
ならどの大学を選ぶべきか。
その答えは簡単ではないですが、1つだけ声を大にして言っておきたいことがあります。
それは、地方大学には行くな!ということです。
目次
実際に地方大学に通った理由と後悔
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僕は2012年に鹿児島大学の理学部に入学しました。
地元の地方大学ですね。鹿児島で育った人からすると一般的な進路であるかもしれません。
地方大学を選んだ理由
理由としては下記です。
簡単に解説します。
これは家庭の問題ですね。
恵まれた家計ではなかったので、どこにでも行けるような状況ではありませんでした。
県外の大学に行くなら仕送りはしないと明言されていたので、生きていくのが大変そうだなぁと思い実家から通える地元の地方大学を選択します。
とはいえ奨学金を多めに借りるとか方法はあったかと思います。
浪人したくなかったというのも理由の1つです。
なので偏差値的にぎりぎりの大学よりも、一段下の偏差値くらいの大学を狙うのがいいのではないかと思いました。
そういう意味でも鹿児島大学は最適でした。
これも大きかったです。
本音を言うと東京大学には行きたかったですが、現役で合格するには無理がありました。
また横浜国立大学も考えましたが、なんとなく行きたいなというくらいの理由だったのでそこを選ぶ必要はありませんでした。
地方大学を選んだことの後悔
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先に書いておくと、地方大学に通っているときは楽しかったです。
後悔を感じたのは社会人になってからですね。
新卒で東京の会社に入り、それ以降は東京で暮らしているので、首都圏の大学との差を顕著に感じています。
後悔としては下記のようなものが挙げられます。
下の方で理由と一緒に解説します。
地方大学に行っても良い人
当たり前ですが地方大学のすべてを批判したいわけではありません。
地方大学の方が良い場合もあると思います。
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他にも理由はあると思いますが、ぱっと思いつくのはこういう感じですね。
特に学びたい内容がそこでしか学べないものであれば、地方大学であろうが積極的に行くべきだと思います。
地方大学を選んで後悔した理由のほとんどは、授業以外の部分です。
地方大学をおすすめしない理由
授業以外での学びの少なさ
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大学に入ると、それまでとは一転して(特に地方にいた人にとっては顕著に)社会との距離が近くなります。
アルバイトを始めたり、一人暮らしをしたり、大人と関わるようになったり。
授業での専門的な学び以外に、私生活で人生の学びをたくさん得ることになります。
しかし地方大学にいるとこの学びが都心の学生と比べて圧倒的に不足します。
アルバイトも地方の小規模な企業や店舗で、少ない顧客を相手にすることがほとんど。
1人暮らしをしても地方での生活ではそれまでと(都心から地方に来る方を除けば)ほぼ変わらない。
関わる大人もその場所で生きてきて考えの凝り固まったような、あるいは自分と同じような経験しかしていない大人ばかりです。
対照的に都心に出ると、アルバイトでは様々な業種から選択できますし、飲食店やコンビニだとしても関わる人間の数が圧倒的に違います。
時には理不尽なことが起きたり、自分がそうぞうもつかないようなことが起きる可能性も高いでしょう。
しかしそういった経験こそ、学びになり人間力を高めてくれます。
個人的な感想でしたかないですが、大人になっても子供みたいだなと感じる人が周りにもいます。
その多くは地元から出たことのない人です。
その根本的な原因は、このあたりにあるのではないかと分析しています。
知り合う人間の幅が狭い
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大学生になると、社会との距離が近くなり様々な人間と知り合います。
大学の友人はもちろん、アルバイト先で知り合う人や、他にも様々な大人と知り合うことでしょう、
その知り合う幅が、地方大学では圧倒的に狭くなります。
これはもう説明不要な気もしますが一応書きます。
まず人口が圧倒的に違います。
地方(具体的にどこと言えないのであれですが)都心と比較してそもそもそこにいる人間の数が違います。
なので知り合える数が大幅に変わってきます。
そして質。
地方に残っている大人はそこに居続けている方がほとんど。そこでしか生きてこなかった方々です。
そこから新しい学び、最先端の学びを得られるかと言うと難しいと思います。
例えば僕は会社を経営していますが、起業したい!と大学時代に考えたとします。
そこで誰かに相談しようと思っても、地方だとそもそも似たような考えを持つ友人がほとんどいないし、自分で起業して事業をやっているような大人も少ないです。
起業に限らず、何でもこれに当てはまります。
何か相談したい、新しいことを学びたいと思っていても、自分の求めるような人がそこにはいない可能性が高いです。
そもそも優秀な人は東京に集まります。(今の時代はそれを通り越して日本から出ます)
時給や企業の数からもそれは明らかです。
地方の大学では、知り合える人間の幅が大きく狭まってしまいます。
情報格差がひどい
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ネット上ではそうですね。
今後も情報はどこにいても手に入るし、情報格差は少しずつ小さくなるのは否定しません。
しかしだからと言って情報に格差がないわけではありません。
むしろその格差は思っている以上にひどいものではないかと思います。
ネット以外の情報の格差です。オフラインの情報。
1つ上で挙げた「知り合う幅の狭さ」も大きな要因だと思います。
僕が一番感じたのは就活のときですね。
地方の大学生をしていると、大企業を除いて世の中にどんな企業があるのか、その会社がどのようなことをしているのかを知りません。
また都心のサラリーマンの姿も見ていないので想像もつきません。
ところが東京で就活をして、そこで知り合った方々と話すと、業界やその会社について知らない情報をたくさん持っていたりするんですね。
人によるでしょ(笑)みたいに思うかもしれませんが自分に置き換えてみると簡単です。
自分が育った地域の企業であれば(小さい企業を除いて)、その企業がどのような規模なのか、その企業に入るとどんな仕事ができるのか、なんとなくの想像ができませんか?(地元の企業さえ想像できな場合はそもそもの知識不足)
これは就活に例えて話しましたが、大学生の時点で抱える情報に大きな差があるという例です。
就活以外の面でもそれは大人になってから顕著に出てきます。
やりたいことが見つかっても行動しにくい
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大学生になると就職も目前になるため、多くの方が将来を真剣に考えると思います。
そこでやりたいことが見つかっても、地方にいるとできない可能性が出てきます。
下記は実際に僕がやりたいと思ってやったことです。
極端なものを挙げたのでとっつきにくいかもしれませんが、、、
映画を撮影したい!と思って友達と映画の撮影をしました。
そこで本格的に学びたいと思ったのですが、映画を学べる場所が鹿児島になどあるはずもなく。
結局、28歳の年で東京の映画の社会人学校に通いました。
海外旅行は鹿児島からでも行けますが、30か国くらいを旅したのはほとんどが東京発の便です。
つまり余分に時間もお金もかかります。
お笑いの大会は福岡で出ました。
何かをしたい!と思った時に、地方だとそれが叶わないケースが多々あります。
また社会人になる前にやっておこう!みたいなことでも、地方にいるハンデというのは間違いなくあります。
自分に賛同してくれる人間の数だったり、それを行える場所だったり、実際に体験できることだったり。
海外旅行で考えてみましょう。
その国でやりたいことを想像しますよね。
そしたら多くの場合で、首都や一番有名な都市を想像しませんか?
アメリカならニューヨークやロサンゼルス、フランスならパリ、イギリスならロンドン、タイならバンコク。
それと同じで日本で何かしようと思ったら東京が一番ベターです。
地元が好きなら大学はあえて外に出た方がいい
最後に、地方が好きで最後は地元にいたいという人こそ外の大学(首都圏)に出るべきだと思います。
理由はシンプルで、社会人になって戻ってくればいいからです。
もしそういう方が大学で外に出なければ、一生その地方で暮らすことになります。
外の世界を知らないまま生きていくのは、長い人生において大きなマイナスです。
(まあ知らない幸せみたいなこともあるのかもな、と最近思ってもいますが。)
それに一度外に出ると、その場所の方が自分には合っているかもしれません。
地元なんてたまたまそこで生まれて、そこで育っただけです。
その場所がその人にとってベストである可能性なんて、普通に考えてかなり低いです。
合わなければ戻ればいいだけ。大学なんて4年間なので100年時代においては大した期間でもありません。
とはいえ最後は自分で決めることなので、後悔のないように選択してください。
僕は後悔したのであまり人のことは言えませんが、、、
今回は以上です。