こんにちは。遠藤(@C_aptainTokyo)です。
食事に行き、カツカレーを頼む友人を見ると辟易します。
カレー屋に行き、カツカレーを頼む人を見ると世も末だと思います。
冷静にカツカレーと向き合ってほしいので、貴重な時間を割いてカツカレーについて語ろうと思います。
目次
【大前提】カレーもカツも好きです
まず勘違いしていただきたくないのは、僕はカツもカレーも嫌いではないです。
むしろそれぞれ好物のひとつに入ると言っても過言ではありません。
そこのカツカレーを何も考えずに食べているあなた方より、カレーとカツを愛していると言い切れます。
ただカツカレーはダメです。
カツカレーは許せません。
正気の沙汰ではないと思います。
その理由をこれから書いていきたいと思います。
カツカレーを許せない理由
カツカレーがなぜNGなのか。
合理的な理由を書いていきます。
1+1=2にならない
まず最初に言いたいのは、カツもカレーもそれぞれが「1」として成り立っているということです。
カツカレーというのはすなわち、これらを足し合わせることです。
ここに値を代入していきます。
カツとカレーがそれぞれ独立して完成されていることは上述しておりますので、下記になります。定理のようなものです。
そこでカツカレーにも値を代入してみます。
これを最初の式に代入すると
2食に配分しないと翌日飢える
カツカレーにすると損するということが、計算式で証明されました。
次に具体例を考えます。
カツカレーを食べるまりさんと、カツとカレーを食べるはるさんがいます。
ある日の夕食、2人は食事をしました。
まりはカツカレーを食べました。
はるはとんかつ定食を食べました。
そして翌日。
はるはカレーライスを食べました。
しかしまりは、昨日カツカレーを食べてしまったので今日は何も食べることができません。
まりはお腹を空かせて泣きました。Fin
さすがに贅沢すぎる
もしもあなたが、億万長者であればカツカレーを食べても生きていけるでしょう。
宝くじに当たったり、親がお金持ちであったり、事業で利益を出したり。
そんな幸運に恵まれれば、カツカレーを食べても生きていけます。
しかし普通に生きているのにカツカレーという「1+1=1」の食べ物を食べるというのは、あまりに贅沢ではないでしょうか。
僕は素直に、1のカツと1のカレーを食べて2の満足を得られる方が良いと思います。
お金持ちが本来2の満足を得られる食物から、1の満足しか得なくても大丈夫であるのは、本来なら2である食べ物を1で済ませても私たちは大丈夫、というエゴがあるからです。
そのエゴが満足感を上昇させています。
人はなぜカツカレーに魅せられるのか
そもそも人はなぜカツカレーに魅せられているのか。
それは簡単です。
食べる前は2の食べ物だと思っているからです。
【食べる前のカツカレー】
【実際のカツカレー】
この式をイメージできていない人のなんと多いことか。
しかしこれは仕方のないことだと思います。
なぜなら1+1が2にならない食べ物は、カツカレー以外にそれほど多くないからです。
【食べる前のメロンパンアイス】
【実際のメロンパンアイス】
実際のメロンパンアイスも、イメージのメロンパンアイスと同様に1+1が2になることがわかりますね。
このような食べ物が普通です。
しかし残念ながら、カツカレーはそうではありません。
それに気づいている人のなんと少ないことか。
僕はカツカレーを許すことができません。
そこには美味しいカレーと美味しいカツがあるだけ
美味しいカツカレーにあるもの。
それは美味しいカツと美味しいカレーです。
それなのになぜ、わざわざ2つを合わせて食べようなどと考えてしまうのか。
だけど皆さんの気持ちも痛いほどよくわかります。
僕もカツカレーに憧れていた日はありました。
しかし幼少期は貧乏だったので、カツカレーを食べたいなどと親に言うことはできませんでした。
もしかしたら親は気づいていたのかもしれません。
カツカレーを食べたがる息子と、その行為がいかに罪深いものであるということが。
だからこそ、息子の願いも届かぬふりをしていたのかもしれません。
僕はそんな両親を心から尊敬しています。
いかがでしたか。
今回はカツカレーを許さないというお話でした。